打ち水の効用

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打ち水の効用

五感への作用:
暑い日に水をまくという行為自体で、涼しげな雰囲気を味わえます。水に触れる。水を撒く音を聞く。人間の五感に対して涼しいイメージを思い起こさせることにより感覚的な涼しさを得られます浴衣や手拭などのアイテムで更に効果アップ!
気化熱:
日本のほとんどの家は、道路に接しています。そのほとんどがアスファルトで、私達はアスファルトに囲まれて生きているといっても過言ではないかと思います。そのアスファルトの色はほぼ黒で熱吸収率が抜群で、暑い日には60℃程になっており、日光とあいまって空気を暖めています。そこに水を撒くことでアスファルトを『気化熱』で冷やします。『気化熱』とは水が気体になるときに周囲から吸収する熱のことです(水1gの蒸発につき約0.58kcalの熱が奪われる)。 水が蒸発するためには熱が必要になります。その熱は水が接しているもの(つまり、地面)からうばって蒸発します。 これが打ち水によって涼しくなる理由です。

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